走り方はい。まぁスポーツ科学は俺の専門じゃないけど適当にカキカキするよ。ここでは主に100m走での走り方についてカキカキするよ。 まず初めにここでの重要なポイントは全身運動と推進力についてである。 では、ここで実験してみよう。 人間はどうやれば前に進むことができるか。 これをバラバラにして考える。バラバラにして考えるってのはある体の部位(正確には関節)以外全て固定(全く動かなくして)して一個一個考えていくことだ。 初期状態を起立の状態にする。 1.足の親指を尺取虫のようにして前に進む。 使う筋肉足の裏 2.足首を使ってジャンプしそれで前に進む。(勿論膝を曲げない) 使う筋肉フクラハギ 3.膝を両足同時に後ろに曲げてジャンプして前に進む。(股関節を曲げない。)これはマジ無理だができる人もいるのかな? 使う筋肉腿裏、ハムスト 4.股関節を前に曲げて(脚を前に出して)前に進む。結構ムズイよ。 使う筋肉ケツ前腿 5.腰をひねって前に進む。(膝を曲げない。が、股関節は多少曲がってしまうかも) 使う筋肉腰周り(腹筋背筋ケツ上) と5通りがあげられる。みんな実験してみよう。 で、これを走りに活かしてみる。 1は靴を履いているので無理。 2を使うこと=足が接地したとき(もしくはその直後)は踵が地面につくかつかないかの状態→足が地面に離れる前には爪先立ち。=フラッド着地。 3、4を使うこと=誰でも使う=一番走るときに使われる 5を使うこと=腰をひねっちゃうよ。 ここまでの考慮で最も一番いい走り方。 フラット着地。腰のひねり。ここで注意しなきゃいけないことがある。のちのち説明する。 次に物理的な考え。 力を加えれば加えるほど物体は加速しちゃうよ!!ってエライ人が物理法則を見つけた。こんなこたぁ~赤子でも知ってますな。 では人間は走るとき力を加えているのにナゼ一定の速度にしかなんないのって疑問を持ちなさい。 これはなぜか!!推進力に対する抵抗があるからだ。その抵抗は何か? 空気抵抗が考えられる。だがこれだけじゃおかしい。なぜなら、もし空気抵抗だけが働いてそれ以外の力が全く無かったら追い風1m/sで、走ったときと無風で走ったときではトップスピードは1m/sも違うはずだ。が、実際はそうじゃない。よって経験から大体空気抵抗は全体の抵抗の10%にも満たないぐらいだと思われる。 では他に何があるだろうか。 俺が思うに重力と地面との摩擦(正確にはチョット違うかもしれないが)である。 重力が働いているのは人間なら誰でも知っている。 ここで最大回転速度ってものを考える。 最大回転速度について。もちろん俺が定義した。 全く力がかかってない空間(つまり無重力空間)で、人間が脚を(走っているときみたいに)回転させる。 そのときの脚の回転速度には限界があるはずだ。無限大になるわけねーよ!!と突っ込むぐらいあなたは頭がいい人であることを望む。 その値が最大回転速度だ。 接地直前に足の速度と地面の速度に差がある場合このときに地面との摩擦が生じるわけだ。 もし地面の速度>足の速度の場合摩擦が生じブレーキがかかる。もちろん逆ならば前に加速する。 つまりトップスピードを高めたいならば最大回転速度を上げる必要があるのだ。(正確には接地時の最大回転速度。この考察はまたあとで) さらに人間が走り始めのとき(加速時)地面の速度が遅いので最大回転速度が低くてもさほど影響が無い。 この重力と地面との摩擦を考慮してでの走り方 重力があるわけだから走っている際地面に足がついてから離れるまでに重力の分、上に力を加えなければならない。 つぎに重力の影響が最も少ないのはどういう状態か。 それは起立の姿勢である。(寝ているときとかそういうのは無しね)つまり走っていて接地しているとき、起立の姿勢により近い方が重力の影響を受けないわけだ。 これからよく耳にする腰の位置及び接地の際の足の位置が問題視されるわけだ。 ここでの結論は起立の姿勢により近づけること。 次に摩擦を考慮しての走り方。 接地前に足の裏が最も速くするにはどうすればいいか。これは上で述べた3,4を使うのだ。4を利用するには腰の位置が重要。腰の位置の影響で脚が前に出る。そのことで脚を振り下ろす際に力を沢山入れられる。3を利用するには接地時の膝の角度が影響される。また接地時間を短くするのも有益だと思う。(最大回転速度が恐ろしく速い場合は関係ない。) ここでの結論は腰を高くし接地時間を短くする。 全体を通しての結論 フラット着地して腰をひねって接地時は起立の姿勢に。腰の位置は高めで接地を短くする。 ここでの注意点。 基本的に腰をひねると走っていてバランスを崩しやすい。普通の人は右ひねりと左ひねりで、利き回りがある。例えば右打ちのバッターは下半身を右ひねりのほうがしやすい。 フラット着地について。基本的にフラット着地をすると接地時間が長くなりさらに足が後ろに流れやすい。最大回転速度が遅い人にはオススメしない。俺の場合とか。 追記。腕振りの原理 これは二通り考えられる。 1.物理的な法則から 2.人体的な問題。 2はわかんねーよ。 で、1は結構考えた。がカキカキメンドクサイから知りたい人は直接俺に聞け。 |